いろんな家族のかたち
母親が育児放棄、父親ひとりで子どもたちを育ててる
母親がひとりで暮らしてる家のローンまで父親が負担させられてる
娘の生理について、どう対処してあげたらいいかわかんない
児童相談所の職員が家に見回りにきて、洋服をちゃんと着てないってだけで虐待を疑われる。
ーそんな話を聞いてすごい悲しくなって泣きたくなった。
母親は子供を産んだという経験がよかった、
別に育てたいわけではないしその責任は負わない。
でも母親が強すぎて離婚まで漕ぎ着けない。
子供たちはそんな母親の憎さを知らないから母親に会いたいっていうけど、会わせられない
ー産みたかっただけ、育てたいわけではない、
ってほんとに無責任に聞こえるし、理解できない
けど逆をとるとあっちからは母親が無償の愛を注ぐのが普通な世の中って理解できないんだろうな、
普通ってなんや、
無償の愛を注いでる母親の方が普通で
無責任な母親が外れてるのか?
前者がほんとに多いのかな、
もしかしたら一部しか見えてなくてこっちが多数に感じられてるだけかも。
病気とか治療ってほんとに家族の状況に依存する。
家族が協力的か、家のことはカバーするから治療に専念していいよ、ってなるのか
自分が動けなくなると家のことが回らなくなるから治療に専念なんてしてらんない、自分が動くしかない。
医療費をこんなとこに使ってられない、ってなるのか
誰かが通院に付き添ってくれるのか、
一人で遥々、苦しみや痛みを抱えながら通わないといけないのか。
介護も、子供家族が面倒を見てくれるのか、それか子供家族が離れてるか面倒を見切れないから配偶者が見るしかないのか。老老とか認認介護。
ほったらかしだから施設に預けるしかないのか。
いろんな家族のかたちが世の中にはあって、
ほんとに無知。
全く自分には見えてない世界だけど、子供の貧困と同じようにそれは身近に、すぐそこにある問題。
母子家庭、
父子家庭、
両親の離婚、
親との死別、
親子が口を聞けない、
わだかまりや憎しみ、
何も家族事情を知らないと
ご子息は面倒見てくれなさそうですか?とか
いった質問をするかもしれなくて怖い、
ズカズカ自分の当たり前で踏み込んで押し付けてしまわないように、
常に家族の形は多種多様で自分の想像できない範疇にあるかもって思わないと。
自分はやっぱりいろんな家族の形を知らない。
自分は両親に愛情たっぷりで育ててもらった。
こんなこと普通ないって。本当に贅沢。
周りもそうだから、稀に家族のはなしを聞くとほんとにそんなことってあるんだ、って自分の耳を疑う。
親がちゃのない世界を作りたいし、
少なくとも自分の見えてないとこがすぐそこにいくらでもあることを常に自覚していきたい。