離島医療に惹かれてる話。
離島医療に惹かれてる話、
離島の海と山といった自然、なによりも人のあたたかさ、まるっと完結してる感じが好き。
それに加えて家庭医療との相性が抜群。
専門医が周りにいなくて自分でどうにか解決しないといけないから産婦人科領域もカバーしないといけないみたいなジェネラリストが求められる環境。
ざっくり言うと島民の健康を自分が担ってるってくらいの責任感。
まちづくりもコミュニティとして完結しててやりやすいと思う。
問題は、この閉じられたコミュニティにいきなり都会からやってきたよそ者が介入、なんておこがましすぎる。
離島にはなーーーん100年と続いてきた歴史と伝統があって、よそものである自分が急にそこに入り込んでってここに介入しよう、ってのはあくまで自分目線であってそこの地域の人たちが本当に必要としてるものでは全くない、そもそも課題として感じてないかも、それはエゴなんじゃないかな。
まずはその土地をよーーく知って、徐々に輪にいれてもらいながら。改善する、変える、とかじゃなくて一緒に地域をよくしていこう、っていう気持ちの持ち方。
あくまでも主体は島民の方々でそれを導くイメージ。
もう一つの悩みは、離島っていう選択肢が一つの回避策?みたいになってないか、ってこと。
自分が医療を還元したい場所ってどこなんだろう?
みんなは地元に恩があるのでどこどこに将来は戻って地元に貢献します、とか医療を届けたいターゲットが明確なのに、
自分は特になし。
日本に還元したいのはたぶんそう。海外ではなくて。
でも東京がいい、は思わないし逆に出たいし、今離島医療って言ってるのは日本の中でどこか地域を決めるとしたらどっか特定のまちでここ、ってとこがないから離島かなー、って思ってるだけなのかも。
地域として小さくて完結してるからヘルスプロモーション的な政策が通りやすそう、とか本物の意味での家庭医っぽそう、プライマリケアの真髄だ、とか思ってたけど、それっておこがましいのかなぁ。
にしても離島医療、ほんとにわくわくする。
仮に将来自分が離島医療やっていたとしたらワクワクしてるんだろうなぁ〜